畑で元気に-睡眠のお話

MITUは「畑から元気を届ける」をコンセプトに活動しています。

この理由の1つが園主の1人である佐藤が病気で仕事もまともにできない状態のときに 

農業を始めたことがきっかけで元気になったことがあります。

 

佐藤自身が農業を始めて良くも悪くもどのように元気になったのかを赤裸々に告白しながら、 

「元気になること」「健康」について考えていきたいと思います。 

 

今回のテーマは睡眠です。

同じような悩みを抱えている人、「元気になりたい」と願う人の参考になれたら幸いです。

 

 

 

睡眠と健康

 

睡眠時間が不足すると、身体や精神に何かしらの不調が出てくることが 

多くの研究でわかってきていますね。 

例えば、耐糖能障害(血糖値が正常値と異常値の間にある状態)や免疫機能の低下、 

うつとの関連、集中力や記憶力の低下など様々な影響を及ぼすと考えられています。

 

人によって適正睡眠時間は異なりますが、アメリカの研究では統計的に分析した結果、 

7〜8時間睡眠で病気のリスクなどが減るという結果が出ました。

また、睡眠時間だけではなく、睡眠の質も大切だと言われています。

 

 

睡眠障害と症状

 

睡眠障害とは、睡眠に何かしらの問題を抱えている状態のことを言います。 

睡眠障害=不眠症というわけではなく、不眠の他に昼間眠くてしょうがない状態、 

睡眠中に起こる病的な行動、睡眠のリズムが乱れて元に戻せない状態のことなども含んでいます。

 

日本では、成人の約20%が慢性的な不眠、15%が日中に過剰な眠気を感じていると 

言われています(日本生活習慣予防協会HPより)。

 

厚生労働省によると症状は大きく分けて

 

不眠

日中の過剰な眠気

睡眠中に起こる異常行動や異常知覚・異常運動

睡眠・覚醒リズムの問題

 

の4つに分けられます。

睡眠中に起こる異常行動とは寝ぼけ行動や寝言などのこと、 

異常運動は夜間に脚がピクピクと動いていることなどを人から指摘されてわかる症状のようです。

 

 

睡眠不足と体調不良と私

 

私(佐藤)が交通事故に遭い、原因不明の症状に悩まされていた頃 

(後から脳脊髄液減少症・外傷性頸部症候群と診断)、不眠の状態でした。

 

それまで夜型の生活で睡眠時間も6時間程度が多かったのですが、 

それ以上に寝れない日々が続いていました。

 

当時は原因不明の症状を明らかにするために病院巡りをして、行く先々でいろんな診断が出され、 

その中には「自律神経失調症」や「うつ状態」、「対人恐怖症」と診断されたこともありました。

 

今になって考えれば、不眠状態が続き、原因不明の症状に悩まされ続け、 

大分精神的にも病んでいたと思います。

 

当時悩まされていたものとしては、

 

・眠くても寝れない状態

・一日中、眠くて、疲れも全く取れず、注意力も集中力もやる気さえもない状態

・夜になると脚が火照ったり、ピクピクして不快な状態

・夜中に身体のどこか(主に手や足)がびくっと大きく動き、目が覚める状態

・(人から指摘されましたが)寝言や無呼吸が多い状態

 

でした。

 

その頃は1時間も経っていると頭がフラフラして吐き気や手足のしびれなどが 

ひどくなるのですぐに横になっていたこともあり、さらに寝れなかったのだろうと思います。

 

不眠に対して最初は病院で睡眠導入剤を処方され、服用していました。

しかし、私には合いませんでした。

飲むとすっと意識を失い目が覚めると朝だったので睡眠は取れたはずなのですが、 

全身の疲労感や不快感がとても強く、さらに日中の眠気やふらつきが強くなったので 

数回で服用を止めてしまいました。

 

 

農業と生活リズム

 

不眠が良くなったのは、悩まされてから数年後です。

体調に合わせて少しずつ運動する量を増やしたことがきっかけでした。

 

震災をきっかけに勤めていた会社を辞め、農業を始めた頃からです。

農業を始めた頃はとにかく慣れない作業も多かったので、朝から晩まで畑で作業をしていました。 

自然が好きで畑作業をずっとしていても楽しいので全く苦ではありませんでしたが、 

体力はなかったので毎日クタクタでした。

 

日中に日光を浴びること、(軽くても)運動することなどが夜の睡眠の質に影響する 

という研究報告もあります。これは別の機会に詳しく取り上げたいと思います。

 

私の場合は、

 

日中の外での活動量が増える(主に畑仕事)

最初は疲労困憊で昼寝も夜も爆睡。

目覚まし時計をかけないと朝起きれない。

この頃は睡眠時間も今より大分長かった記憶があります(平均8〜9時間)

少しずつ生活リズムが変わり、昼型生活に。

睡眠時間の平均は7.5時間前後。

このころになると目覚まし時計は使用せずに自然に起きれるように。

 

 

という生活になり、少しずつ不眠は解消、疲労感や倦怠感も感じず身体の調子も良くなりました。

 

不眠が良くなった今では逆に睡眠不足になると、次の日に集中力がかけたり、 

記憶が悪くなったり、パフォーマンスが落ちるのでしっかり寝るようにしています。

 

また不思議なことに、かつては目覚まし時計がないと起きれない体質でしたが、 

今では夜明けとともに自然に目がさめるようになりました。

 

夏場は朝4時頃、冬場は7時前頃と幅はありますが、自然な生活をしています。

ある意味で「野性的」な生活をしているかもしれません。

 

いかがでしたか?

人によって適切な睡眠時間や入眠時間などは様々ですが、 

自分に合った睡眠時間で身体も心も元気になりたいですね。 

夜よく寝るためには日中、日光を浴びることや運動することも大切だと言われていますが、 

こちらの内容についてはまた今度。