MITUについて
私たちは、「畑から元気を届ける」をコンセプトに活動しています。
私たちの野菜や農園を通して、あなたの「心」や「身体」を満たしたい。
そんな想いから、MITUと名付けました。
何故、「畑から元気を届ける」がコンセプトなのか?
きっかけ1-交通事故の経験から
元々は、園主の一人である佐藤が交通事故にあったことがきっかけでした。
20代の頃に立て続けに交通事故にあい、そのあと原因不明の症状に悩まされ続けました。
いろんな診断がされ、病院をたらい回しになり、働くことも日常生活を送ることも困難になりました。
「これからどうしよう」
このまま原因不明の症状に悩まされ社会からも孤立した絶望感を抱いていました。
そんなときに野菜作りをするきっかけがありました。
症状に悩まされていた疲労感と絶望感でいっぱいだった私は、自然に触れ、自然の中で生活を送り、野菜作りをきっかけに人と交流することで少しずつ前に進めるようになりました。
疲労感と絶望感は消え、心が満たされ、体も元気になりました。
野菜作りを始めたことが社会へ踏み出す一歩になったのです。
きっかけ2-出会った人たちとの重なり
野菜作りを通して社会に踏み出すきっかけが出来た佐藤は、その後原因不明の症状が交通事故の後遺症であることがわかり治療をしたあと、言語聴覚士というリハビリの仕事をしました。
脳や神経の病気で話したり聴いたり飲み込んだりすることに困難をきたした方の支援やリハビリを行う仕事です。
その仕事では、病院や施設を退院したあとに行き場がなく、引きこもりになってしまう方々の現状を知りました。
働きたくても障がいを理由に働き場がみつからない人
自身の障がいを知られたくなくて引きこもってしまう人
生きがいを持てずに毎日閉じこもってしまう人
そういった方々に何も出来ないという悶々とした気持ちと佐藤自身が似たような経験をしたことが重なりました。
「農業を通して、障がいのある方の生きがいの場、就労の場をつくろう」とこのときに思ったのです。
きっかけ3-東日本大震災
農業を通して障害のある方々の生きがいの場、就労の場を作る!と決めたのと時を同じくして東日本大震災が起きました。
佐藤が住んでいた地域は津波で被災。
住んでいた自宅は基礎以外流されました。
かつては畑にいると誰かから声をかけられ世間話をしたり、畑に遊びに来た人と交流したり、いつも豊かな自然と誰かの笑い声が聞こえていました。
すべてを失い、これから再出発することを考えたとき、生まれ育ったこの土地で障がいのあるなしに関わらず、笑顔の絶えない場所を作ろうと決心し、地元仙台で就農をしました。
私たち自身、畑から元気をもらい、心身ともに満たされて農業をしています。
この感覚をたくさんの子どもから大人、何かしらの悩みを抱えている人たちと共有できたらという想いで農園を立ち上げました。
MITUの目指すもの
健康な野菜つくり
私たちは「健康に育った野菜」を食べることが自分たちの健康に繋がると考えています。
野菜を育てる際には、土の状態を調べたりや土壌の養分を分析しながら土を育てています。
土を育てる際には、植物性の堆肥やアミノ酸肥料、ミネラル肥料を使用したり、納豆菌や酵母菌の力を借りています。
地産地消
栄養満点の野菜を食べるには、とれたての新鮮な野菜を食べることが大切だと考えています。
ですので、とれたての野菜を新鮮な状態で届けられるよう、地産地消に力を入れています。
また、マルシェ等を開催し、農産物を作る人と食べる人の交流を大切に考えています。
ソーシャルファーム
働きたいという障がいのある方、引きこもり経験のある方、何かしらの社会的な悩みを抱えている方の就労支援の場、チャレンジ出来る場作りをしています。
農業を身近に
自然に触れることで、心や体を満たしたい。
何かかわるきっかけを作りたい。
そんな想いから農業体験や収穫体験を行っています。
スタッフ
佐藤好宣
農業を通して障がいのある方の居場所を作る!と一念発起して農業を始めました。
野菜作りが好きで、休みの日も畑にいます。
趣味は野菜つくりと神社仏閣巡り、温泉です。
日頃畑にいるためか、人と話すのが少々下手です。