自然農園MITUについて

自然農園MITUについて

MITUについて

 

私たちは、「畑から元気を届ける」をコンセプトに活動しています。 

 

 

私たちの野菜や農園を通して、あなたの「心」や「身体」を満たしたい。 

 

 

そんな想いから、MITUと名付けました。 

 

 

農業はただ食べ物を育てるための手段ではない、と私たちは考えています。 

 

 

例えば、、  

 

 

野菜の種をまき、芽が出たら、間引いたり周りの草を抜いたり、 

肥料をあげたり、時には虫に食べられたり鳥や獣が

いたずらすることもあります。 

 

 

 

時間をかけてようやく野菜を収穫、食べ物になります。 

 

 

野菜を育てている過程の中で、自然に触れ、五感が研ぎ澄まされることもあります。 

 

 

 

外で体を動かすことで心地良い疲労がストレスを吹き飛ばすこともあります。 

 

 

 

採れたての野菜を食べて、感動することもあります。 

 

 

 

植物や虫、風や空を眺めているだけで、

今まで悩んでいたことがどうでもよくなって吹っ切れることだってあります。  

 

 

私たちが日々、農業をして自然の中に身を置くことで、採れたばかりの野菜を食べることで、

心も体も満たされ、元気になっています。 

 

 

この経験をあなたにも届けたい、そう考えています。 

 

 

 

 

東日本大震災をきっかけに

 

MITUがある仙台市宮城野区岡田地区は、 

 

東日本大震災の津波によって何もかもが失われた場所です。 

 

 

2011.3.11   

あの日、私たちの住む地域は巨大津波によって大きな被害を受けました。 

 

 

「これから先、どうしよう」 

 

 

突然消えた日常と悲しみの中、街の灯りもすっかり無くなった暗いはずの夜。 

 

見上げた夜空には今まで、見たことのない、たくさんの星が輝いていました。 

 

人の手が加わらない世界で初めて知った美しく強い光でした。 

 

 

見えない時こそ見えるモノがあります。 

 

 

それはとても小さくて、しかしとても強い力を持っているのかもしれません。 

 

私たちは野菜に見えない力を求めています。 

 

 

遠くに仙台の街並み、その向こうに美しい山々。 

 

日頃の喧騒も忘れるくらいの広くて大きな空。 

 

この広い景色の畑で野菜をつくることで、私たち自身たくさんの癒しを感じています。  

 

 

この感覚を、たくさんの子どもからおとな、ストレスに苦しんでいる人、 

 

心や体に障がいのある方たちと 一緒に体験出来たら、 

 

と思い、農園を立ち上げました。 

 

 

 

 

 

MITUの目指すもの

 

 

ⅰ.栽培期間中、化学農薬を使わずに野菜を育てています。 

 

        どうすれば野菜が健康に育つかを追求し続けます。 

 

 

 

ⅱ.採れたて新鮮の野菜を味わっていただくためのイベントや

  マルシェを開催しています。 

 

 

ⅲ.障害のある方もない方も自然を感じながら交流できる農園を

  目指しています。 

 

 

ⅳ.働きたいという障がいのある方の就労支援

  (ソーシャルファーム)を目指しています。  

 

 

ⅴ. 農業や自分たちのできることを通して、チャレンジできる

   場作りを目指しています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ

  

 

 

佐藤 好宣(さとう よしのり)    

 

 

農業を通してソーシャルファームをしたく、かつ自分自身が農業に没頭したくて

農業を始めました。 

 

 

私は、学生時代にボランティア活動で障がいのある子どもたちと

出会ったことがきっかけで、リハビリ(言語聴覚士)の仕事に

就きました。 

 

 

仕事では、リハビリをしながら障がいのある方々や

そのご家族が抱えている悩みや現状を聴く機会がありました。 

 

 

 障がいのある方々と話をしていく中では、 

 

「働きたくても働ける場がない」、 

 

「家庭があるのに、障害を理由に企業に就職できない。

 障がい者就労支援施設では低賃金しかもらえず生活が苦しい」、 

 

といった悩みを打ち明けてくれた方々がいました。 

 

 

また、障害のある方々の家族からは、 

 

「私たちが年老いていったときに(障がいのある)子どもの将来が不安」、 

 

「病気をきっかけに引きこもりになってしまった」、 

 

「家族の介護に追われ、仕事ができず、生活が苦しい」 

 

といった声を聴いてきました。  

 

 

私自身、学生時代に交通事故に遭い、これまで手先の痺れや頭痛、吐き気、めまい等の体調不良に悩まされました。 

 

 

当時は体調不良の原因がわからず、最初に病院を受診した時には 

「うつ病」、「自律神経失調症」の診断を受け、治療しましたが

良くなることはありませんでした。 

 

 

その後、病院を転々としましたが体調が良くなることはなく、働くことも難しなりました。  

 

 

交通事故に遭ってからの数年間は社会から孤立ぎみにありました。 

 

 

私が症状で悩まされている時、休日に農業をしていました。  

 

 

畑に友人が来て一緒に農作業をしたり、 

 

家族と作業しながらコミュニケーションを図ったり、 

また外で作業をすることや野菜を育てること自体が 

心身にとてもいい影響を与えてくれました。  

 

 

リハビリの仕事で障害のある方やそのご家族の悩みや現実を知っていく中で、 

自分自身の交通事故や農業で経験したことが頭の中で重なりはじめ、 

漠然と農業を通して、障がい等で悩みを抱えている人たちの支援を 

していきたいと思うようになりました。  

 

 

東日本大震災の津波で仙台市の沿岸部にあった自宅が流出しました。 

 

 

すべてを失い、生活を一から築いていこうとしたときに、 

「人生一度きり。自分のやりたいことをやろう!」と強く思い、 

新規就農する決意をしました。 

 

 

約2年かけ、新規就農するための準備を行い、

平成26年に宮城県仙台市と大崎市で新規就農しました。 

 

 

翌年からは地元のNPOと連携して、高次脳機能障害という障がいのある方々と一緒に農作業を開始しています。 

 

 

農園では、農作業を通して障がいのある方にいきがいややりがいを感じてもらうだけではなく、 

障がいのある方と健常者とが交流できるイベントにも取り組み始めました。 

 

 

就農4年目には、仲間である鈴木と出会い、農業法人を設立。  

 

 

ソーシャルファームを目指し、日々活動しています。 

 

 

 

 

鈴木 和美(すずき かずみ)

 

以前はDTPの仕事をしていました。 

 

 

美味しい野菜を自分で作って食べたいという想いがきっかけで、

野菜作りを始めました。 

 

 

野菜作りをしながら、とある会社で野菜の直売を仕事として行い、

そこで佐藤と知り合います。 

 

 

野菜作りをしながら、いろんな農家さんの話を聞いているうちに

新しく農業を始めた人を応援したい!と思うようになりました。 

 

 

これまで自分が経験してきた、名刺やチラシ作りなどで農家さんを

応援しつつ、農家さんたちが丹精込めて育てた新鮮な野菜を直接、

消費者の人に届けたい!という想いで就農しました。

 

今は猫と畑に癒されています。