秋から冬によく食べるお芋として「さつまいも」と「里芋」がありますね。
街中を焼き芋屋さんが売り歩いていたり、東北地方では「芋煮会」といって河原などで里芋のお鍋を家族連れやグループで作って食べるイベントが盛んです。
単純な私はこの季節、さつまいもの仕事をすると焼き芋が、里芋仕事では芋煮が食べたくなってしかたありません。
今回のブログでは、そんな芋の保存方法に関する豆知識を見てみたいと思います。
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さつまいも・里芋の保存方法
寒い季節の代表野菜のようなこのお芋たち。
しかし実はさつまいもは南米、里芋は南アジアが原産という暖かい地方の芋なのです。
なので保存に寒さは大敵です!!
どちらも保存方法として洗われていないものを新聞紙に包んで風通しの良い冷暗所で保存!
となっていますが、寒さに弱いさつまいも・里芋は温度が大事です!
保存するのに暑い場所はもちろんいけませんが、室温が10℃以下になる場所もだめです。
10℃以下の状態ではお芋が痛みます。
新聞紙にくるんで10℃から15℃くらいの場所で保管しましょう。
もしダンボールに入れて保存するときには、密閉すると芋が傷みやすくなるので定期的に箱を開けてあげるか、ダンボールにいくつか穴をあけるといいです。
また、洗ってるさつまいもや里芋は痛みやすく、長期間の保存はできません。早めに食べましょう。
長期保存でより美味しい
さつまいもは収穫して2週間くらいからでんぷん質が糖に変わっていき、甘みが増していきます。うまく保存できれば2、3ヶ月保存できます。
ちなみにじゃがいもも同じような保存方法で、より甘いお芋になります。
冷凍保存する場合は、どちらも加熱したお芋の水分をキッチンペーパーでとり、保存袋に入れて保存します。1ヶ月ほど保存できます。
冷凍保存した場合の食味の悪さは、ペーストにして冷凍保存すると変化が少ないです。
ペースト冷凍したさつまいもや里芋はスープやグラタンにしたり、お菓子づくりにも便利です。
おかずで美味しいさつまいも
私はさつまいもを普段ご飯のおかずにして食べていますが、直売をしていてよくお客様がおっしゃるのは、「さつまいもは蒸したり焼く以外の食べ方がわからない」ということです。
私の場合は、人参ときんぴらにしたりお味噌汁に入れたりします。
なかでも、とっても簡単で美味しいお気に入りの食べ方は・・・
短冊切りにしたさつまいもをフライパンで炒め、全体に火が通ってきた頃に同じくらいの大きさに切ったベーコンを入れて炒め、塩と胡椒で味を整える。
これだけです!!
これはさつまいもの種類を問いません。
ねっとり系でもほくほく系でも紫芋でも簡単に美味しくできます。
ぜひ試してみてくださいね。